FIFAU-20女子W杯でブロンズブーツ賞を受賞したU-20女子日本代表FW土方麻椰(撮影・佐藤成)

FIFAU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で準優勝した同日本女子代表ヤングなでしこが24日、帰国した。

大会5得点を記録し得点ランキング2位でブロンズブーツ賞を受賞した土方麻椰(20=日テレ東京ヴェルディベレーザ)は、悔しい思いを口にした。

出場した前回大会に続き、2大会連続で決勝の舞台で涙をのんだ。「個人的にはすごく悔しい形で大会が終わってしまった。後悔が残る大会」と振り返った。

ファイナルでは北朝鮮に圧倒された。自身もほとんどシュートチャンスがなく、持ち味を発揮できずに終わった。「この悔しい気持ちを忘れずにこれからに生かしたい。良さをもっと世界に見せつけられるようにWEリーグで頑張っていきたい」と成長の糧にする。

ブロンズブーツ賞についても自信にはなったが、得点王を狙っていたため、満足はしていない。判断スピードなどで課題を感じた大会だった。一方で手応えもつかんだ。この大会のために所属クラブのフィジカルコーチと筋力トレーニングなどに励み、フィジカル強化に成功。「ボディーコンタクトは通用した。シュートも練習をたくさんやったから得点につながった」。成果と課題を胸に、WEリーグで得点を量産して、なでしこジャパン入りを目指す。【佐藤成】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤングなでしこ】5Gでブロンズブーツ賞の土方麻椰「これからに生かしたい」帰国で悔しさ語る