<明治安田J1:湘南1-2C大阪>◇第31節◇22日◇レモンS

8戦未勝利で4連敗中だったセレッソ大阪が、約2年2カ月ぶりの逆転勝利で不振のトンネルを脱出した。

1点を追う前半21分から3分間で、得点王争いトップのブラジル人FWレオ・セアラ(29)が同点、勝ち越し弾を記録(今季19、20点目)。“先制されれば、よくて引き分け”のレッテルを貼られていたC大阪が、22年7月16日の敵地ガンバ大阪戦以来の逆転勝利を演じた。

この日の勝利は、6月30日の名古屋グランパス戦以来、約2カ月半ぶり。4月に一時は首位に立ちながら、前節12位まで後退していた。

C大阪とは勝ち点6差で前節17位湘南ベルマーレに、仮に負けていれば非常事態に陥る状況だった。

小菊昭雄監督(49)は、試合前日に「とにかく1つ勝つことで、V字回復できるチーム状況にあるのは、私も自信を持っている。選手も心身ともにそういう状況にいる。とにかく1つ勝ちがほしい」と、本音をもらしていた。

◆前回のC大阪の逆転勝利 22年7月16日、G大阪戦(パナスタ)で2-1と逆転勝ち。前半に先制され、後半7分にFW山田が同点ゴール、終了間際にはFWパトリッキ(現神戸)がロングカウンターから決勝点を挙げた。劇的すぎるダービーの勝利に、試合後の会見で小菊監督は「これから語り継がれる歴史的な勝利になった」と名言を残した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】C大阪が2年2カ月ぶりの逆転勝利で連敗を4で阻止 レオ・セアラの連続弾で湘南破る