中日と阪神、米大リーグのカブスなどで活躍し、昨年現役を引退した福留孝介氏(45)が、日本生命の特別コーチに就任したことが11日に発表された。大阪府貝塚市で取材に応じ、「新鮮な気持ち。僕自身も一野球人として成長して、少しでも力になれるようにやっていきたい」と抱負を語った。練習にも初参加し、ノックを打つなどした。 福留氏は大阪・PL学園高卒業後の1996年から中日入団までの3年間、日本生命に在籍。今回は同僚だった梶田茂生監督から依頼を受けた。 期間は12月までで、指導は月に5、6回程度の予定。「打撃をしっかり見たい。選手をサポートして、何かのきっかけになれたら」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕特別コーチに就任した日本生命の練習で、外野守備練習のノッカーを務める福留氏(右)=11日、大阪府貝塚市