プロ野球オリックスから米大リーグ、レッドソックスへの移籍が決まった吉田正尚外野手(29)が22日、大阪市のオリックス球団施設で記者会見し、「自分の夢を尊重していただいたことに感謝したい。必死にベストを尽くすだけだと思っている」と決意を語った。 ドラフト1位で2016年に入団し、オリックスでは7年間プレー。その間には低迷期もリーグ優勝も経験したが、「(ファンには)苦しい時もずっと支えていただいた。コロナ禍で無観客も経験したからこそ、その大きさを強く感じた」と感謝の思いを口にした。 チームは来季、リーグ3連覇と日本シリーズ連覇に挑む。「人間的にも素晴らしい選手、魅力がある選手がたくさんいる。僕ももちろん応援している」とエールを送った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕オリックスから米大リーグ、レッドソックスへの移籍が決まり、記者会見する吉田正尚外野手=22日、大阪市内