大野、指導者転身も=第一線退く可能性―柔道
時事通信社 2022年12月15日 10:35:16
柔道の男子73キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪、昨年の東京五輪と連覇した大野将平(30)=旭化成=が指導者に転身する可能性があることが15日、分かった。関係者によると、日本オリンピック委員会(JOC)が実施する来年度のスポーツ指導者海外研修事業に申し込んでおり、合格すれば24年パリ五輪を目指さず競技の第一線を退く可能性もある。 東京五輪後の公式戦出場は、体重無差別で争われる今年4月の全日本選手権のみ。12月のグランドスラム東京大会も「日本代表として戦う心と身体を大会までにつくり上げることができなかった」との理由で欠場した。来年5月の世界選手権(ドーハ)代表の可能性はほぼなくなっていた。 大野は山口県出身。五輪連覇に加え、世界選手権は天理大在学中の13年に初優勝し、15、19年と合わせて3度制した。 (了)【時事通信社】
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