【ドーハ時事】国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループは4日、ドーハ近郊で記者会見し、ワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグの結果を総括した。ブラジルなどが順当に突破したことに話が及ぶと、グループをまとめるアーセン・ベンゲル氏は「それらのチームは初戦でいいパフォーマンスを見せていた。政治的な宣伝行動に対してではなく、試合に集中できていた」と述べた。  1次リーグE組ではドイツが敗退。黒星を喫した初戦の日本戦前に、記念撮影で選手が口元を手で覆うしぐさをし、反差別などの思いを込めた虹色の腕章着用をFIFAが認めなかったことへの抗議だと報じられた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ベンゲル氏、政治的行動にくぎ=W杯サッカー