【ドーハ時事】再び歓喜、16強入り―。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は1日、ドーハのハリファ国際競技場で行われた1次リーグE組の最終戦で過去優勝1度のスペインに2―1で逆転勝ちした。2勝1敗の勝ち点6で同組首位を決め、2大会連続、4度目となる決勝トーナメント進出を果たした。 勝てば無条件で1次リーグ突破が決まる日本は1点を追う後半早々、堂安律(フライブルク)が初戦のドイツ戦に続いて鮮やかな同点ゴールを決め、田中碧(デュッセルドルフ)が勝ち越し点。歴史的勝利を挙げたドイツ戦に続いて強豪を破り、厳しいとみられたE組の戦いを見事に突破した。 日本は史上初のベスト8を懸け、5日(日本時間6日)の決勝トーナメント1回戦で前回準優勝のクロアチアに挑む。 ◇日本の今大会結果と日程 月 日 相 手 スコア 場 所 日本の得点者 11・23 1次L ド イ ツ ○2―1 ドーハ 堂安、浅野 27 1次L コスタリカ ●0―1 アルラヤン 12・ 2 1次L スペイン ○2―1 ドーハ 堂安、田中 6 1回戦 クロアチア (日付は日本時間。1次Lは1次リーグ。1回戦は決勝トーナメント1回戦) (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕スペインに勝利し、ベンチから飛び出す日本の選手=1日、ドーハ 〔写真説明〕後半、同点ゴールを決め、喜ぶ堂安(左)。右は三笘=1日、ドーハ 〔写真説明〕後半、勝ち越しゴールを喜ぶ田中=1日、ドーハ