初戦でアルゼンチンを破ったサウジアラビアは、この日も鋭い攻めで会場を沸かせた。スピードを生かしたサイド攻撃から、何度も敵陣深くまで攻め込んだ。相手GKの好守もあって得点には至らなかったものの、ルナール監督は「最後の1秒まですごくいい試合だった」と納得した。 決勝トーナメント進出の可能性は、最終戦のメキシコ戦の結果次第となった。「私たちはまだ生き残っている」と繰り返した指揮官。28年ぶりの1次リーグ突破を見据え、言葉に力は失っていなかった。 (アルラヤン時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、競り合うサウジアラビアのブリカン(左)とポーランドのベレシニスキ=26日、アルラヤン