アルゼンチンはW杯前最後の強化試合でアラブ首長国連邦から5得点を挙げた攻撃陣が影を潜めた。メッシは最前線で運動量が少なく、ベテランのディマリア、La・マルティネスも決定機をつくれない。ボールを圧倒的に支配し、相手の5倍近い計14本のシュートを放ちながら追加点を奪えなかった。 後半はメッシが中盤まで下がって攻撃を組み立てようと試みたが、「得点を決めるためのスペースを見つけることができなかった」。試合後はほとんどの選手が取材に応じず、険しい表情で足早に会場を後にした。 (ルサイル時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、FKで直接ゴールを狙うも決まらず、悔しがるアルゼンチンのメッシ=22日、ルサイル 〔写真説明〕後半、ゴール前に攻め込むアルゼンチンのメッシ(中央)=22日、ルサイル