Jリーグは15日、J1がJ2の約2倍となっている配分金比率を、段階的に5~6倍程度に高めていくことなどの構造改革方針を発表した。同じカテゴリーでは均等だった各クラブへの配分も、成績やファン増加などの成果に応じて差をつける。  昨季の均等配分金はJ1が3億5000万円、J2は1億5000万円、J3で3000万円。オンラインで記者会見した野々村芳和チェアマンは、スペインでは1部と2部の差が9倍と大きい例を示し、「上により成長してもらって各クラブを助けてほしいという意味合い」と説明した。来季の配分金額は12月の社員総会で決まる。  理事の人数は上限20人から13人にして意思決定の効率化を図り、実行委員会は定例開催から議題別で開く。役員らにリーグの成長指標などと連動した変動報酬制を設ける案も示された。 (了)【時事通信社】
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記事名:「 配分金、J1に手厚く=J2の5~6倍へ―サッカー