秋元市長「変える考えはない」=帯広のスピードスケート会場―札幌五輪招致
時事通信社 2022年11月11日 16:38:42
札幌市の秋元克広市長は11日の定例記者会見で、市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックのスピードスケート会場について、「変える考えはない」と述べた。市の計画では帯広の森屋内スピードスケート場(帯広市)が会場となっているが、競技団体から観客席の少なさを指摘されていた。 秋元市長は、国際オリンピック委員会(IОC)は観客席数の下限を撤廃していると説明。「北海道全域での開催を一つのコンセプトにしている」と強調した。 スピードスケートの会場を巡っては、長野市の荻原健司市長がエムウエーブ(長野市)の活用に言及。長野、札幌両市は20年に覚書を交わし、五輪招致への協力と、ボブスレーなどの会場としてスパイラル(長野市)を使うことに合意している。(了)【時事通信社】
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