米大リーグ移籍を目指して海外フリーエージェント(FA)権を行使したソフトバンクの千賀滉大投手(29)が10日、球団を通じて「ずっと大リーグへの思いを持ち、それをかなえるための行動をしてきた。憧れてきた舞台が目の前まで来ていると感じる」などとコメントした。この日、海外FA宣言選手として公示された。 2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した際、米国のマウンドで投げたことが「心に響いた」といい、それ以降メジャー挑戦を望んできた。 大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議では千賀を高く評価する関係者の声が多く、今後交渉が本格化するとみられる。千賀は希望する条件には言及せず、「これまでと同様、自分を高めるための努力を怠らずに日々過ごしたい」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕千賀滉大選手