国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター前会長が、今月20日に開幕するワールドカップ(W杯)について「カタールは間違い。選択が悪かった」とスイス紙に語った。ロイター通信が8日、伝えた。ブラッター氏はカタール開催が決まった2010年に会長を務めていた。カタール大会は招致に絡む不正疑惑や人権侵害で批判されてきた。  カタールにおける大会建設現場での労働環境への懸念を踏まえて、12年にFIFAが開催国を選ぶ基準を変更したことにも触れ、「社会的な部分や人権も考慮するようになった」と話した。 (時事)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ブラッター氏「カタールは間違い」=FIFA前会長―サッカーW杯