今季限りで現役を引退したサッカー元日本代表の中村俊輔が1日、東京都内で行われたイベントに出席し、20日にカタールで開幕するワールドカップ(W杯)について「実際にピッチに立ったときは足も震えたし、心も震えた。国を背負って誇りを持ってプレーできる場所」と思い出を振り返った。 10月23日の最終戦後も横浜Cで練習を続けているという。「まだスパイクが脱げない。それが終わったら、指導者になれるよう少しずつ勉強したい」 自身も2度出場したW杯で勝ち進むために必要なものとして、「超一流の選手が集まった国でも勝てない。集団として戦える、チームとしてメンタルが強ければ上の方まで行けるのでは」と分析した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕「コカ・コーラ」 FIFA ワールドカップ 開催国ボトル発売記念イベントに出席したサッカー元日本代表の中村俊輔=1日午後、東京都港区