男子ゴルフでアマチュアとして95年ぶりに日本オープン選手権を制し、10月31日にプロ転向を宣言した蝉川泰果(21)=東北福祉大=が1日、プロデビュー戦のマイナビABC選手権(3日開幕)の会場となる兵庫県のABC・GCで記者会見し、「期待されていると思うから、結果を出したい。優勝を狙う」と意気込みを示した。 予選ラウンドでは、2008年大会優勝の石川遼と昨年覇者の浅地洋佑と同組。蝉川は「光栄だけど、それだけに終わらず、勝負して勝ちたい」と目を輝かせた。 9月のパナソニック・オープンで史上6人目のアマ優勝を遂げ、10月の日本オープンでアマとして史上初のツアー2勝目を挙げた。今大会では出場3試合連続優勝も懸かる。蝉川は「記録は意識している。挑める機会もなかなかないし、物にできたらかっこいい」と闘志を燃やした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕プロデビュー戦となるマイナビABC選手権を前に意気込む男子ゴルフの蝉川泰果=1日、兵庫・ABC・GC