上位のスコアが伸びない中、金田が単独首位に躍り出た。2番(パー4)で第2打がグリーン奥にこぼれたが、15ヤードのアプローチがカップイン。「ラッキーなバーディーで流れが良くなった」。後半は11、12番で10メートルのパットを沈めるなど、計5バーディーでノーボギー。「本当にいいゴルフができた」と喜んだ。  2位と3打差。「(差は)あってないようなもの」と気を引き締め、「どんな状況でも自信を持ってプレーしたい」。小学生の頃から「天才少女」とも呼ばれ、21歳だった2011年4月のフジサンケイ・レディース・クラシックでツアー初勝利。2勝目が遠く、8月で33歳になった。勝てば11年ぶりで、1988年のツアー制施行後では最長ブランクでの優勝となる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕第2ラウンドを終え、笑顔を見せる金田久美子=29日、埼玉・武蔵丘GC 〔写真説明〕ショットを放つ金田久美子=29日、埼玉・武蔵丘GC
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 金田、11年ぶりVへ前進=三菱電機女子ゴルフ