オリックスの田嶋は、ピリッとしなかった。一回はオスナに先制打を打たれ、二回にはサンタナにソロ。追い付いてもらった直後の五回に、自らの失策も絡んで1死一、三塁となった場面で交代となり、「立ち上がりから先制点を許して苦しくなった。もっと粘り強く投げたかった」。 第4戦で好救援した宇田川と山崎颯はベンチから外れていた。救援陣の負担軽減も期待されただけに、悔しいマウンドとなった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2回、ヤクルトのサンタナにソロ本塁打を打たれたオリックス先発の田嶋(右)=27日、京セラドーム