【ソウル時事】ブレイクダンスの世界選手権は21日、ソウルで開幕する。女子で2019年第1回大会覇者の湯浅亜実(ダンサー名・AMI)は「ベストな状態に持ってこられた。楽しむ気持ちで臨みたい」と語った。 湯浅は今年も主要国際大会優勝の実績があるが、「努力と運が重なった」と控えめ。世界選手権は規模が大きいため対戦したことのない選手も多く、「すごく楽しみな半面、予想できない相手だと怖い部分もある」と正直な思いも口にした。 福島あゆみ(同・AYUMI)は昨年の世界選手権決勝で湯浅を破った。連覇は意識せず、「一戦一戦と思っている。自分の力を出し切れたら」と落ち着いて話した。 男子のエースで初の頂点を狙う半井重幸(同・SHIGEKIX)は「やれることはやった。自分のベストを出せば勝てると思う」と言葉に力を込めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ブレイクダンスの世界選手権に出場する湯浅亜実(ダンサー名・AMI、左)と福島あゆみ(同・AYUMI)=20日、ソウル