サッカーの第102回天皇杯全日本選手権は5日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムなどで準決勝が行われ、甲府(J2)と広島(J1)が16日の決勝に進んだ。 甲府は初の決勝進出で、J2勢としては山形が準優勝した2014年度以来。広島は9大会ぶりに決勝に駒を進め、22日に決勝があるルヴァン杯との国内カップ戦2冠の可能性が出てきた。 初めて4強入りした甲府は過去5度優勝の鹿島(J1)を1―0で破った。広島は京都とのJ1同士の対決を延長戦の末2―1で制した。 決勝は横浜市の日産スタジアムで行われる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、先制ゴールを決め喜ぶ甲府の宮崎=5日、茨城・カシマスタジアム 〔写真説明〕延長前半、ゴールを決め喜ぶ広島のベンカリファ(右から2人目)=5日、京都・サンガスタジアム by KYOCERA