先発したGKシュミットが、好セーブで日本のピンチを救った。前半終了間際の右CK。それまでと同様にエクアドルは、近いサイドの嫌なところを突いてきた。シュミットは混戦で体勢が崩れていたが、至近距離から頭上へのシュートに飛びついてかき出した。 正GK権田の負傷でめぐってきたチャンス。「強豪に勝つには最後の部分で、GKがいいセーブをするのは絶対に必要」。W杯も想定した戦いで、有言実行の働きを見せた。 (デュッセルドルフ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕エクアドル戦の前半、ゴールを守るGKのシュミット(中央)=27日、ドイツ・デュッセルドルフ