ロッテの佐々木朗は本調子ではない中で6回2安打1失点にまとめた。「いい配球で攻められた。うまくかわしながらいけた」。10勝目は手にできなかったが、先発の役割は果たした。 課題も見えた。五回に先頭三森を死球で出すと、二盗、三盗を決められた。さらに牧原大を空振り三振に仕留めた球が暴投となり、無安打で先制を許した。計4盗塁を決められ、悪送球やボークもあった。 これがレギュラーシーズン最後の登板になる見込み。4月に完全試合を達成したが、まめや疲労の影響があり、1年間ローテーションを守ることはできなかった。「調子の悪い時でも相手を圧倒できるパフォーマンスを身に付けられれば。来年はさらに良くなる」と成長を誓った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投するロッテ先発の佐々木朗=26日、ペイペイドーム 〔写真説明〕力投するロッテ先発の佐々木朗=26日、ペイペイドーム