プロ野球のセ・リーグは25日、ヤクルトが2年連続9度目の優勝を決めた。優勝マジックを「2」としていたヤクルトは、本拠地の神宮球場で2位DeNAに1―0でサヨナラ勝ちした。ヤクルトのリーグ2連覇は故野村克也監督が率いた1992、93年以来で、球団史上2度目。 ヤクルトは球団史上初の日本シリーズ連覇を目指し、10月12日に始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで、CSファーストステージ勝者と日本シリーズ出場を争う。 今季は主砲の村上を中心とした強力打線を武器に、救援陣の活躍もかみ合って交流戦を制覇。首位を独走し、7月2日に早くも優勝マジック「53」を点灯させた。その後は新型コロナウイルス感染で多くの主力が離脱し、大きな連敗も喫したが、村上の本塁打量産もあって首位を守った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2年連続9度目の優勝を果たし、胴上げされるヤクルトの高津監督=25日、神宮