南野が新天地モナコで待望の初ゴールを挙げた。後半20分からリーグ戦3試合ぶりに出場。1―0の同42分にスルーパスに反応し、GKとの1対1で落ち着いて決めた。両拳を握って歓喜の雄たけびを上げ、仲間から祝福を受けた。 名門リバプール(イングランド)から移籍したが期待に沿う活躍ができず、最近はプレー時間が限られていた。終了間際には駄目押し点をお膳立て。日本代表のドイツ遠征を前に、これまでの鬱憤(うっぷん)を晴らした。クラブサイトによると、クレマン監督は「彼はより速く、より機敏に、よりフレッシュにプレーしていた」とたたえた。 (ロンドン時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕フランス1部リーグのスタッド・ランス戦で移籍後初ゴールを決めるモナコの南野=18日、フランス・ランス(AFP時事)