米大リーグのレッドソックスなどで活躍し、社会人野球のENEOSへの復帰が決まった田沢純一投手(36)が9日、オンラインで会見し、「少しでも力になれたらという思い。一球一球しっかり投げてチームに貢献するというやるべきことは変わらない」と抱負を述べた。 横浜商大高から2005年に入社し、4年間在籍。その後レッドソックスに入団し、13年にはワールドシリーズ制覇を果たした。台湾やメキシコでもプレーし、「海外でやってきたことを伝え、さらにチームが強くなればいい」と話した。 ENEOSの大久保秀昭監督は「ワールドチャンピオンになった社会人野球選手はいない。一つ一つの行動や言動が全て(若手の)勉強になる」と期待を寄せた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕オンライン会見に臨み、ENEOSの大久保監督(左)と握手する田沢=9日(ENEOS提供)