ロッテの主将中村奨が決勝2ラン。同点の八回1死一塁、5球目の高めに来た直球を完璧に捉えて、左翼席へ。直前に追い付かれた嫌な流れを止めた。「しっかりと振れた結果。何とかつないで、という気持ちで打席に入った」。この回、一挙8点の呼び水にもなった。 上位を追うロッテは残り19試合のうち、6位日本ハムと8試合を残している。主将は「大事な一戦ということは変わらない。負けられる試合はないので、全力で向かっていきたい」と意気込んだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕8回、勝ち越し2ランを放ってナインに祝福されるロッテの中村奨(右)=8日、ゾゾマリン