大相撲の夏巡業は7日、さいたま市で行われ、大関陣が申し合い稽古で汗を流した。御嶽海は貴景勝、正代と計12番。「巡業を盛り上げたい」との狙い通り、午前中から会場に集まったファンを喜ばせた。 かど番で臨んだ7月の名古屋場所は、所属する出羽海部屋で新型コロナウイルスの陽性者が出たため7日目から休場し、自身の感染も判明した。コロナ関連の特例措置として、秋場所は番付が据え置かれる見通し。「大関としてしっかり仕事を果たし、10番以上勝てるように頑張っていきたい」と抱負を語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕夏巡業で貴景勝(中央)と相撲を取る御嶽海(左)=7日、さいたまスーパーアリーナ