中国・杭州でのアジア大会が来秋に延期開催となったことを受け、日本オリンピック委員会(JOC)は20日、これまでメダル獲得を重視してきたアジア大会の選手団編成方針を見直す可能性を示した。  2024年パリ五輪の前年の開催となり、JOCの強化担当者は「プライオリティーは五輪予選の方が高くなる」と指摘。競技によっては、アジア大会にはトップを目指す次世代の選手を派遣することもあり得るという。   今年9月10~25日に開催予定だった杭州アジア大会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期が決定。来年9月23日~10月8日に行われることが19日に発表された。(了)【時事通信社】
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記事名:「 選手団の編成方針見直しも=JOC、パリ五輪予選を優先―アジア大会