巨人は今季ワーストに並ぶ5連敗となった。低調だった打線が4点のリードを奪ったが、四回に高橋が押し出しを含む3連続四球を与え、救援した鍬原が満塁本塁打を浴びるなど一挙6失点。原監督は「私とコーチ陣の指導が悪い。選手は一生懸命やっている」と嘆いた。 この5試合は3度も2桁失点を喫して計43失点。四死球も23を数えた。桑田投手チーフコーチは「今年は四死球を減らすことがテーマだが、四球の後に適時打を打たれるケースが多い。われわれ、特に僕の指導力不足。しっかり指導する」と反省した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕4回、広島の磯村に押し出しの四球を与えた巨人先発の高橋(中央右)=17日、東京ドーム