鈴鹿、来季Ｊ参入できず＝「百年構想クラブ」取り消し

　Ｊリーグは２８日、日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）の鈴鹿ポイントゲッターズについて、ガバナンス体制の改善に不備があるとして、準加盟に当たる「百年構想クラブ」の資格を取り消すと発表した。チームには元日本代表ＦＷ三浦知良が所属するが、これにより来季のＪ３参入は消滅した。 　Ｊリーグは鈴鹿で元役員による八百長指示があったことなどを受け、解除条件付きで資格停止処分を科した。鈴鹿は２７日に三浦泰年監督兼ゼネラルマネジャーが代表取締役に就く新体制を発表したが、Ｊリーグは２８日の理事会で、運営会社の株式の譲渡先が決まっていないことなどを問題視した。 　百年構想クラブの資格認定はＪ３昇格の条件。鈴鹿は今年１１月末に再申請ができ、認められれば最短で２０２４年のＪ３参入が可能になる。　（了）【時事通信社】