【ニューヨーク時事】左手薬指を痛めて負傷者リスト(IL)入りしている米大リーグ、カブスの鈴木誠也外野手の復帰が、今月下旬以降にずれ込む見通しとなった。ロス監督が12日、「医師の指示もあり、少し休ませる」と明らかにした。当初は10~12日のヤンキース戦での復帰が見込まれていた。 取材に応じた鈴木は「僕の中ではいけると思っていたので悔しい。しっかり早く治したい」と話した。今後数日間は打撃練習を控える。 鈴木は5月26日のレッズ戦で二盗を決めた際に負傷した。メジャー1年目の今季は41試合で打率2割4分5厘、4本塁打、21打点。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ヤンキース戦の試合前に外野を走るカブスの鈴木。痛めた左手薬指にテーピングしている=12日、ニューヨーク