東京五輪の公式記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」の公開を記念した記者会見が5日、東京都内で行われ、同五輪柔道男子で金メダルを獲得した大野将平選手(旭化成)と総監督を務めた河瀬直美氏が出席した。 映画では表舞台に立った選手に焦点を当て、決勝で戦う大野選手も登場。「スクリーンで見て変な汗をかいた。怖かった。戦いに戻る怖さを感じている」と言いつつ、「そういったものを乗り越える勇気をもらった映画」と感想を述べた。 河瀬氏は「世界の『JUDO』になっていく歴史の1ページを、大野くんの姿を通して表現できた」と笑顔で話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東京五輪の公式記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」公開を記念した会見に登壇した、同五輪柔道金メダルの大野将平(右)と河瀬直美総監督=5日、東京都千代田区