楽天の浅村がシーソーゲームに決着をつける2ランを放った。1点を追う九回1死一塁から右中間席へ高い弾道の打球を放り込み、「イメージのまま打てた」。今季初めて休養で外れた島内に代わって入った4番で結果を出し、「自分の一振りで勝てて、いい仕事ができた」と喜んだ。 チームは4月から5月にかけて11連勝したが、止まった後は失速。同じタイミングで自身の調子も落ちていただけに、主軸として責任を感じていたそうだ。「いろいろ工夫しながら打席に入っている」という交流戦では、ほぼ毎試合安打を放っているが、「一喜一憂しないようにしたい」と冷静さも見せていた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕9回、逆転2ランを放つ楽天の浅村=5日、横浜