前世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(36)=帝拳=が5日、東京都内で報道陣の取材に応じ、自身の去就について「心が揺れている」と語った。4月9日に国際ボクシング連盟(IBF)王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦に敗れ、王座を失った。  村田はゴロフキン戦を、「テクニカルなところと経験で負けたと思っている」と振り返った。「もっとこうすれば、もうちょっと強くなるのではという気持ちがあるのはある」と再起への意欲を示す一方で、「初めて自分の実力をちゃんと出した上で負けた。初めてすっきり納得のいく敗戦だった」とも。率直に胸中を明かし、「なかなか将来の決断はできない」と述べた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 村田諒太「心が揺れている」=去就への胸中明かす―ボクシング