鈴鹿ポイントゲッターズはJ1首位の横浜Mに果敢に挑んだが、力負けした。鋭い出足でボールを奪い、ゴール前に運ぶ場面もつくったものの、決定力を欠いた。 55歳の三浦は5月中旬に右脚を痛めた影響で遠征に同行できず、横浜C時代にプレーしたニッパツ三ツ沢球技場に凱旋(がいせん)することができなかった。兄の泰年監督は「誰もが見たかったと思うし、私もカズとともにこのピッチに立ちたかったが、それを許す状態ではなかった」と説明した。 かつて横浜Cでカズともプレーした中里は「『勝ってこい』と送り出してもらったが、負けてしまって申し訳ない」と悔しがった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕横浜Mに敗れた鈴鹿の選手=1日、ニッパツ三ツ沢球技場