ソフトバンクが相手のミスにつけ込んで大量点を奪った。2―2の五回、1死一塁から三森の一塁へのゴロで、ソトが二塁に悪送球。もらった好機に川瀬が中前打でつなぐと、押し出し死球で勝ち越し。グラシアルが勝負強さを見せて2点適時打を放ち、牧原大はきっちり犠飛を打つなど一気に6点を奪った。 打撃好調の今宮が離脱し、先発の東浜は左足に打球を受けて三回までで降板。苦しい状況だっただけに価値ある勝利となった。交流戦初白星に、藤本監督は「勝つ時はみんながいい仕事をしている」と満足そうだった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕4回、適時二塁打を放つソフトバンクの牧原大=25日、横浜