2月の北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手(25)=土屋ホーム=が5日、盛岡市内で達増拓也岩手県知事から県民栄誉賞を授与された。小林陵は同県出身で、受賞は2019年に続いて2度目。「すごくたくさんの人に支えていただき、ここまで来られたのですごくうれしく、ありがたい気持ち」と笑顔を見せた。  小林陵はワールドカップ(W杯)でも、3季ぶり2度目の総合優勝を遂げた。今後について、「W杯でまず1勝を目指す。来シーズンは世界選手権もあるので、それを楽しみにやっていきたい」と抱負を述べた。  達増知事は、「地元にエールを送り、日頃から郷里の岩手に思いを寄せる姿は、多くの県民から敬愛されている。本県初の2回目の県民栄誉賞にふさわしい」とたたえた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕岩手県民栄誉賞を授与され、記念撮影に応じる小林陵侑選手(中央)。右は達増拓也知事=5日、盛岡市
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 小林陵、故郷岩手で県民栄誉賞=北京五輪ジャンプ男子金メダル