広島の床田は好投したものの八回に力尽きた。切れのある速球とツーシームを主体に、パームも効果的に交ぜて五回までは1安打。六回に2失点しても立て直し、八回もマウンドへ。だが、1死から吉川に右中間二塁打を許して106球で降板し「めちゃくちゃ悔しい。イニングを投げ切れるようにしたい」と話した。 ピンチで主軸を迎えた2番手島内は、暴投や四球で走者を進めてしまってから逆転打を浴び、「技術不足。次は自分らしい投球が出せるように頑張る」。チームは今季2度目の3連敗となった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投する広島先発の床田=20日、東京ドーム