オリックスの吉田正に待望の一発が飛び出した。2点を追う四回無死一塁でエンスが投じた高めの146キロを振り抜いた。「少し詰まった」と言いながらも打球は右中間席へ。開幕18試合目での1号2ランに「積極的にいこうと。真っすぐをしっかり打てた」と笑顔を見せた。 勢いそのままに五回には勝ち越しの適時内野安打を放ち、計3打点。チームを3カードぶりの勝ち越しに導いた。打率2割台前半と苦しんできたが復調の気配を見せ、「結果は欲しいが、自分のスイングができれば自然と良くなってくる」と先を見据えた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕4回、2点本塁打を放つオリックスの吉田正=17日、京セラドーム