大横綱大鵬を祖父に持つ十両の王鵬(22)が15日、祖母の出身地の秋田市で、地元財界人らの「応援する会」から秋田の「ナマハゲ」をあしらった化粧まわしを贈られた。 化粧まわしの中央に厄をはらうとされるナマハゲが描かれ、「王鵬」の字は大鵬が好んだ紫色。「怖さ、厳しさがあるので相撲に良いと思う」と話した。夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)で初日の土俵入りから披露するという。 王鵬は3月の春場所で10勝5敗の好成績を挙げ、夏場所での幕内復帰が確実視されている。「8番は勝って、早いうちに勝ち越したい」と意欲を見せた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ナマハゲをあしらった化粧まわしを贈られた王鵬=15日午後、秋田市