永瀬「まずは世界一を」＝男子代表が強化合宿―柔道

　東京五輪の柔道男子８１キロ級金メダリストで世界選手権（１０月、タシケント）に出場する永瀬貴規（旭化成）が１５日、オンラインで取材に応じ、「まずは世界一だけ目指してやりたい。パリ五輪で勝つために、これからの２年間をやっていきたい」と意気込みを語った。 　男子代表は東京都内などで強化合宿を実施中。８１キロ級は同じく世界選手権代表に選ばれた藤原崇太郎（旭化成）、アジア大会（９月、中国・杭州）代表の佐々木健志（ＡＬＳＯＫ）がひしめき、永瀬は「ライバルがいるからこそ、自分を高めることができるので、すごく刺激になっている」と歓迎した。 　合宿に参加している９０キロ級の増山香補（パーク２４）は、個人戦で初の世界選手権代表。「緊張感、圧力があって独特の空気。びっくりしている」と話した。　（了）【時事通信社】