エンゼルスの大谷はサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に2度輝いたベテラン右腕、バーランダーに3打席連続三振を喫した。五回は1死二、三塁のチャンスで打席に入ったが、内角の際どいコースの直球がストライクと判定されて見逃し三振。顔の前で手を振って、判定に納得がいかないような様子も見せた。 八回先頭で救援投手から打った鋭いゴロも遊撃手の正面を突き、4打数無安打。それでも、マドン監督は「きょうは内角を攻められていたが、翔平なら解決してくれるだろう」と結果は気にしていなかった。 チームはシンダーガードの好投があり、開幕3戦目で初勝利。大谷は笑顔でチームメートとハイタッチを交わした。(アナハイム時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕アストロズ戦の1回、空振り三振に倒れたエンゼルスの大谷=9日、アナハイム