トヨタ自動車は持ち前の守備が光った。相手の足を止めてゴール下に進入させず、前半から主導権を握って快勝。モンデーロ監督は「得点力のあるチームを60点以下に抑えられてよかった」と選手をたたえた。 馬瓜姉妹がともに2桁得点を挙げるなど、攻守にわたって躍動。リバウンド数も相手の34に対し52と圧倒し、じわじわとリードを広げた。2連勝での勝ち抜けへ向け、馬瓜エブリンは「誰が出ても役割を果たせば勝利をもぎとることができる」と自信をみなぎらせた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕プレーオフ準決勝第1戦・シャンソン化粧品戦の第1クオーター、シュートを放つトヨタ自動車の馬瓜エブリン(手前)=9日、東京・代々木第2体育館