昨年の春秋連覇の慶大は逸機が続き、東大に劣勢を強いられた。七回に追い付き、途中から捕手で入った宮崎が八回に決勝3ラン。リーグ戦初出場の初打席で結果を残した3年生は「とにかく食らい付こうと思った。(感触は)よく覚えていないが、打てて良かった」と控えめに喜んだ。  母校の東京・国学院久我山は3月の選抜高校野球大会で4強と躍進。「後輩たちが頑張っているので自分も負けられない」と発奮材料にし、やっと訪れたチャンスを物にした。堀井監督は「最高のホームランだった。120点」とたたえた。(了)【時事通信社】
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記事名:「 慶大の宮崎、初打席で決勝3ラン=東京六大学野球