ヤクルトの原、粘り強く白星つかむ=巨人に雪辱の好投―プロ野球
時事通信社 2022年04月08日 23:17:13
巨人の先発は菅野で、ヤクルトは厳しい展開を覚悟していただろうが、原の粘り強い投球が光った。七回途中まで2失点にまとめて今季初白星をつかみ、「野手が助けてくれた。本当によかった」。周囲への感謝も忘れなかった。 三、五、六回はいずれも先頭打者に安打を許したが、「走者が出ても焦らず、一つ一つ丁寧にアウトを取ることだけ考えた」。いずれも無失点で切り抜けた。 チームは先発ローテーションのやりくりに苦慮している。奥川が離脱し、小川やサイスニード、ベテランの石川も不安定。昨季9試合の登板にとどまった原にも、大きな期待がかかっている。 我慢強く投げて、打線の援護を引き出した。前回登板で黒星をつけられた巨人への雪辱も果たし、「目の前の試合を精いっぱい戦って、少しでもチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」。そう話す言葉は力強かった。(了)【時事通信社】
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