柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は3日、福岡国際センターで世界選手権(10月、タシケント)代表選考会を兼ねて男子7階級が行われ、66キロ級は東京五輪金メダルの阿部一二三(パーク24)が昨年の世界選手権を制した丸山城志郎(ミキハウス)を決勝で下して優勝した。丸山は指導三つで反則負けした。 60キロ級は古賀玄暉(旭化成)が東京五輪金の高藤直寿(パーク24)に一本勝ちして連覇。100キロ超級は小川雄勢(パーク24)が優勝。準決勝で太田彪雅(旭化成)と斉藤立(国士舘大)が両者反則負けとなったため、決勝は不戦勝だった。 73キロ級は橋本壮市(パーク24)、81キロ級は東京五輪金の永瀬貴規(旭化成)、90キロ級は増山香補(パーク24)、100キロ級は羽賀龍之介(旭化成)が優勝した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子66キロ級で丸山城志郎(左)を破り、優勝した阿部一二三=3日、福岡国際センター(代表撮影)