柔道の全日本選抜体重別選手権(2~3日、福岡国際センター)の開幕を翌日に控えた1日、男女の有力選手がオンライン取材に応じ、男子66キロ級で昨年の世界選手権を制した丸山城志郎(ミキハウス)は、「結果でも内容でも、すべて自分が思い描いているような試合ができたらいい」と意気込みを語った。  同階級には東京五輪金メダルの阿部一二三(パーク24)も出場。丸山は「決勝で当たれば、全力で正々堂々と自分の柔道を貫き通して勝ちにこだわりたい」と、五輪代表争いで死闘を演じたライバルを意識した。  東京五輪の女子57キロ級で銅メダルを獲得した芳田司(コマツ)は、五輪で組み手などに課題があることを自覚。強化に努めてきたと言い、「日本人に勝ってこそ柔道の頂点がある」と自信を示した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 丸山「思い描く試合を」=2日から選抜体重別―柔道