西武のドラフト2位新人、佐藤がプロ初勝利を挙げ、「素直にうれしい」と実感を込めた。直球は140キロ前後だが、チェンジアップなどの変化球を低めに集めて5回4安打無失点。既に初白星を挙げた同期で1位入団の隅田に続く好投だった。 2人は同じ左投手であり、ともに大卒。「自分も続くことができればと思っていた」と刺激を受け、初登板に臨んだ。チームは昨季、防御率がリーグワーストだっただけに、新人2人の活躍は心強い。「次は長いイニングを投げてゼロを並べたい」と成長を誓っていた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ウイニングボールを手にする西武の佐藤(右)。左は辻監督=29日、札幌ドーム