ベトナムの朴恒緒監督が、日本の防疫措置への不満を示した。入国時にチーム通訳が、簡易キットによる新型コロナウイルス検査で陽性となり、隔離措置が取られた。監督はPCR検査を求めたが、聞き入れられなかったと主張し、「プライドを傷つけられた」と憤慨した。  朴恒緒監督によると、陽性判定の基準がベトナムとは異なる点について、事前の通達がなかった。「防疫措置を順守するのは当然のこと」とした上で、「あまりにも(厳しさが)行き過ぎている。不当な扱いだ。アウェーの国への尊重が足りない」と怒りをあらわにした。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 日本の防疫措置に不満=ベトナム監督―サッカーW杯予選