西岡が持ち味の粘り強いプレーで世界27位のエバンズを撃破した。1、2回戦とも接戦を制し、「競った中で相手を分析しながらやるべきことが見えている。それが良くなっているポイント」と手応えを口にした。 過去3戦全勝だった相手に第1セットを先取されたが、「相性がいいので気持ち的な余裕は大きかった」。冷静に挽回して最終セットも第7ゲームで鋭いバックハンドの決定打を放ってブレークし、流れを引き寄せた。 「手首をけがしてからバックハンドの感覚が悪くなったが、それがかなり改善された。自分らしいテニスができている」。予選から4連勝となり、自信が増している。(マイアミ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子シングルスの2回戦を突破した西岡良仁=26日、米フロリダ州マイアミ(AFP時事)