リフトにほころび=高橋「まだ実力不足」―世界フィギュア
時事通信社 2022年03月27日 07:43:51
男子からアイスダンスに種目を変え、高橋が村元と組んで臨んだ9年ぶりの世界選手権は苦い結末となった。RDに続いてフリーでも痛いミスが出て、合計のベストスコアを約26点も下回って16位。「本番で力を出し切れず、まだ実力不足」と悔しさをかみしめた。 リフトにほころびが出た。転向2季目での躍進を支えた技だったが、回転しながら滑る中盤のローテーショナルリフトが安定せず、レベルを取りこぼして得点がほとんど付かなかった。高橋は当日の練習でも不調を感じたといい、不安を拭えないまま失敗。村元は「チームとしての経験が浅い」と痛感した。 今後についてはこれから考えるとしつつ、高橋は「お互いの未来にすごくつながる世界選手権になったんじゃないかな。まだ成長過程」とも語った。36歳は伸びしろを感じながらシーズンを終えた。(モンペリエ時事)【時事通信社】
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